イベントや現場で無線機(トランシーバー・インカム)を使うとき、
注意しておきたいのが 「混信(こんしん)」 です。
同じチャンネルを複数の人が使ってしまうと、
自分の声が相手に届かなくなったり、
別のグループの会話が聞こえたりすることがあります。
今回は、その原因と対策をわかりやすく解説します!
🔸 混信とは?
無線機(トランシーバー・インカム)は、限られた「周波数帯」を
みんなで共有して使っています。
そのため、他のグループが使用中のチャンネルを選んでしまうと、
電波が重なって通信ができなくなることがあります。
これが「混信」です。
🔸 混信が起きるとどうなる?
混信が発生すると、次のような現象が起こります。
●発信ボタンを押しても通信できない(相手が送信中)
●自分と関係のないグループの会話が聞こえる
無線機の故障ではありませんが、業務やイベントでは思わぬ混乱の原因に。
スムーズなやり取りのためにも、混信対策はとても重要です。
🔸 混信を防ぐ3つの方法
① 空きチャンネルを探す
他の人が使っていないチャンネルを選ぶことで、混信を回避できます。
② チャンネルが空くのを待つ
相手の通信が終われば、自動的に発信できるようになります。
混信が起きたら、少し待つのも有効です。
③ 口頭で確認をとる
チャンネル設定後に
「このチャンネル使っている方いらっしゃいますか?」と確認し、
応答がなければ使用してOKです。
シンプルですが、現場で最も効果的な対策です。
🔸 機種選びでも混信を防げます
混信を減らすには、使用する機種の選択もポイントです。
●IC-DPR7S PLUS(5W)
増波タイプでチャンネル数が多く(82ch)、
混信しにくいチャンネルを選びやすいのが特長です。
●IP500H
携帯電波(LTE回線)を利用して通信するため、
専用回線で混信の心配がありません。
使用シーンや規模に合わせて、最適な機種を選ぶことが大切です。
🔸 設定でできる混信・漏洩対策
無線機には「ユーザーコード(UC)」や
「秘話コード」と呼ばれる設定機能があり、
これを利用すると混信や他グループの音声混在を防止することができます。
設定に不安がある場合は、当店で事前に設定した状態でお届けします。
お気軽にご相談ください!
※ただし、完全に混信を防止することはできません。ご了承ください。
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