みなさん、お盆はいかがお過ごしでしょうか?
暑い日が続くこんな日は
川やプール、海でのレジャーを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
ということで今回は無線機の防塵・防水性能についてご説明します。
無線機がどれほどの防塵・防水性能を持っているかは、
一般的に「IP〇/IP◯〇」といった表記(IPコード)で示されています。
保護等級の数値が高ければ高いほど防塵・防水機能が高めで、
場所を選ばず使用することができます。
防水性能、防塵性能については、一般的に以下の通り。
【防塵性能】
保護等級 IPコード 防塵の定義
0級 IP0◯ 無保護
1級 IP1◯ 手などが内部に侵入しない
2級 IP2◯ 指などが内部に侵入しない
3級 IP3◯ 工具の先端などが内部に侵入しない
4級 IP4◯ ワイヤーなどが内部に侵入しない
5級 IP5◯ 機器の正常な作動に支障をきたしたり、
安全を損なうほどの量の粉塵が内部に侵入しない
6級 IP6◯ 完全な防塵構造
【防水性能】
保護等級 IPコード 防水の定義
0級 IP◯0 無保護
1級 IP◯1 垂直に落ちてくる水滴からの保護
2級 IP◯2 垂直より左右15度以内からの降雨からの保護
3級 IP◯3 散水からの保護
4級 IP◯4 水の飛まつからの保護
5級 IP◯5 噴流からの保護
6級 IP◯6 暴噴流からの保護
7級 IP◯7 水に浸しても影響がない
(水面下30cm〜1mの深さに30分没しても使用可能)
8級 IP◯8 水面下での使用が可能
弊社で取り扱っているIP500HのIPコード「IP67」を例にすると、
「6」が防塵性能、「7」が防水性能を表しています。
つまりIP500Hは「防塵等級6級、防水等級7級」相当の性能なので
多少の水濡れ程度であれば問題なく使用できます。
無線機によっては片方の保護等級しかないものがあり、
その場合は「IP6X」や「IPX8」と表記されることがあります。
もちろん、無線機を選ぶ際は防塵・防水機能も大事ですが、
使用する場所や距離によっても、最適な機種が異なります。
お気軽にお問い合わせください。
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