早いもので、2023年もあと2か月をきりましたね。
レンタル無線機ドットコムでは、
11月イベントの申込みと並行して、
12月のクリスマス、忘年会、同窓会、年末年始イベントの
申込みや問合せを少しずつ頂くようになりました。
「トランシーバー(無線機,インカム)、使った方がいいかな」と思っても、
「どうやって選べばいいか分からない」という方も多くおられます。
初めて使うものだと、なかなか難しいですよね。
トランシーバー(無線機,インカム)といっても、
様々な種類があり、用途や目的によっても適するものが異なります。
せっかくレンタルしても、
“全く通じなかった”り、
“雑音が多すぎて聞き取れなかった”りでは、
意味がありません。
使用する『場所』や『範囲』、『遮蔽物の有無』など、
様々な条件をふまえた上で、最適な機種を選びましょう。
今回は、【機種(商品)の選び方】についてご紹介します。
★ 通信距離で選ぶ
トランシーバーを選ぶ際に、重要なことの1つは“通信距離”です。
一概に“通信距離”といっても、
『使用場所』や『周囲の環境』などによって、大きく変動します。
【近距離での通信に適した機種】
見通し良い環境・郊外…約100m~300m
市街地(住宅街など)…約50m~100m
建物内…同一フロア内であれば通信良好◎
見通し良い環境・郊外…約500m~1km
市街地(住宅街など)…約100m~500m
建物内…同じ建物内の1~3階程度まで
【遠距離での通信に適した機種】
見通し良い環境・郊外…約1km~4km
市街地(住宅街など)… 約500m~1km
建物内…同じ建物内の1~5階程度まで
見通し良い環境・郊外…約2km~5km
市街地(住宅街など)… 約500m~2km
建物内…同じ建物内の1~10階程度まで
【距離関係なく使用できる機種】
携帯の電波が届く範囲であれば、日本全国で通信可能。
逆に携帯電波が届かない場所では、全く通信できないのでご注意を。
→詳しくはこちらもチェック。
★ 使用する場所と範囲で選ぶ
一見は、通信可能な距離・範囲であっても、
実は意外につながりにくい場所があります。
当社でもよくお問合せを頂く、実は通信が難しい場所を例にしてご紹介します。
・コンサートなどを行うホール
ホールの中のみ、又は、ホールと扉のすぐ外にある受付でのみ使用するなら、
「IC-4300」や「IC-DPR3」といった、近距離通信ができる機種でもOK◎
ですが、ホールとその裏の楽屋・控室を含め、広範囲で使用したい場合、
ホールの構造上、遠距離通信ができる「IC-DPR6」がおすすめです。
ホールは防音性に優れている反面、壁が厚く、電波を通しにくいため、
遠距離通信ができる機種が安心。
実際に、ホールのスタッフの方も、
遠距離通信(5W)の機種を使用されることが多いようです。
・ショッピングモール
多数の店舗がひしめき合う上、端から端までの距離が長く、
階をまたぐこともある、ショッピングモール。
ここは、長距離タイプの「IC-D60」でも、
じつは通信がとても難しい場所なんです。
もちろん、近い距離で、限定した範囲でのみの利用であれば、
その範囲に合った機種でOK◎
しかし、警備の為など、モール全体で利用したい場合は、
「IP500H」などの、携帯電波を利用した機種が良いでしょう。
いかがでしょうか?
今回は、簡単な選び方についてのご紹介でしたので、
やっぱり何を選べばよいのか分からない…、
という方は、ぜひお問合せ下さい。
ご利用予定日が1か月以上も先など、日程に余裕がある方であれば、
無料でテスト機材のお貸出しも行っています。
(※機材レンタル料は無料ですが、往復配送料のみお客様のご負担です。)
→詳細はこちら!
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スタッフK